ダリの絵に隠れている作品とは?
【 Q 】
まるで溶けているような時計が描かれている「記憶の固執」で知られる画家、サルバドール・ダリ。
彼の描く作品には、奇怪な岩の塊や腐ったロバなどが描かれ、独特の雰囲気を持たせています。
そんなダリの描く絵の中に、時折「ある作品」の登場人物たちが描かれることがあります。
彼が幼いころから目にしていたという、その「ある作品」とは次のうちどれでしょうか。
1) ミレー≪晩鐘≫
2) カラヴァッジョ≪女占い師≫
3) ボッティチェリ≪聖母子(書物の聖母)≫
4) ルノワール≪田舎のダンス≫
答えを見てみる。
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【 A 】1) ミレー ≪晩鐘≫
ダリの家には≪晩鐘≫のレプリカが飾ってあったといいます(他に、通っていた学校など諸説あり)。幼い頃から目にしていたその作品は彼にとっては偏愛や恐怖の対象で合ったのかもしれません。「回顧的女性胸像」や「ミレーの晩鐘の古代学的回想」、「子ども、女への壮大な記念碑」など、複数の作品に≪晩鐘≫のモチーフが使われています。
ダリのエピソードが気になる方は、「遠藤のアートコラム」をチェックしてみてください^^
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