ボッティチェリが弟子の天使に描き加えた悪戯って?
【 Q 】
「春」や「ヴィーナスの誕生」で知られるルネサンス期を代表する画家、サンドロ・ボッティチェリ。絵画の荘厳なイメージとは異なり、いたずら好きな性格を伝える逸話がいくつか残っています。
そのエピソードの1つに、弟子の描いた絵が売れた際、弟子がそのお客を迎えに行っている間に、ボッティチェリが絵に描かれた天使へある悪戯をした話が残っているのですが、その悪戯とは次のうちどれでしょうか。
1) あご髭を足して、天使を聖者に見せかけた
2) 翼を黒く塗り、天使を悪魔に見せかけた
3) マントを着せて、天使を市民に見せかけた
4) 剣を持たせて、天使を兵士に見せかけた
答えを見てみる。
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【 A 】3) マントを着せて、天使を市民に見せかけた
弟子がお客を迎えに行っている間に、ボッティチェリは絵の中の天使に紙で作ったマントを着せて市民に見せかけ、お客とともに戻ってきた弟子を驚かせたそうです。謝ろうとする弟子に対して、お客はその絵を絶賛。弟子は困ってしまいます。
しかし実際は、ボッティチェリがお客と一緒になって弟子を騙しており、結局弟子は錯覚だと言いくるめてしまったそうです。
ボッティチェリのエピソードが気になる方は、「遠藤のアートコラム」をチェックしてみてください^^
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